第7回北信越ベンチプレス大会を振り返り

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平成14年3月31日(日) 会場 新潟国際情報大学 体育館



女子48Kg級 渡邊敬子 選手 女子60Kg級 熊谷幸子 選手

 年度末の3/31(日)好天のもと第7回北信越ベンチプレス大会が開催されました。前日の30日には北信越ブロック会議がホテルの喫茶店で行われ中村一生富山県理事長(ブロック長)から先の全国理事会議でギア問題は従来通りギアをつけて競技してもよく改革委員会は解散と報告がありました。これで選手も一安心でしょう。それから北信越におけるパワー(ベンチ含む)人口の推移が話され北信越における人口の減りは全国の統計に比べそれ程でもないと報告がありました。これは石川県理事長の内潟さんの努力を始め北信越ブロック各県スタッフの努力の賜といえます。あと31日のスタッフ配置等、日本記録がでる可能性があるので審判2級の確認など今後の北信越大会をベンチとパワーを隔年で行う事が話されました。隔年で行う理由は今現在長野県協会が機能しておらず各県の持ち回りがはやくくるためです。  今大会での長野県選手は若干3名。西野さんのホームページで大会を知り参加したようです。以上が会議の内容です。その後場所を変え新潟の美味しいお酒と魚で宴がもたれました。パワーの話で盛り上がり中でも荒谷さんは岩城、西野、両選手の取材でグラスと箸を持つよりペンとメモ帳を持つ方が長かったような気がします。
 では今大会を振り返ります。詳しいレポートは荒谷さんが書くと思われます。私の方は新潟県選手が中心になってしまいますご了承下さい。今大会は日本新記録が4人でました。新潟県の女子48kg級:渡邊敬子選手は 67.5kg挙げ2位、同県60kg級:熊谷幸子選手は55kg挙げ2位。二人とも北信越ベンチ大会初出場でマスターズ日本新記録です。熊谷選手は昨年10月の新潟県ベンチ大会で日本記録達成かと思われたましたが失格でした。しかしながら今大会での日本新記録達成は感無量でしょう。


女子56Kg級 武井 藍 選手 男子60Kg級 岩崎量也 選手

 それから北信越のアイドル福井県の女子56kg級:武井選手若干16歳は(いわずと知れた福井県理事長武井さんの娘さんであります。)87.5kg挙げ優勝。サブジュニアではなくジュニアの日本新記録達成です。富山県の高校生、男子52.5kg級:岩崎選手は86kgを挙げ2位。サブジュニアの日本新記録です。彼はオープン参加で他県に行ったものの日本新記録を達成したが審判に3級の人がいたため無効。今大会での日本新記録達成は感無量でしょう。他に2人男子60kg級の赤井選手、男子82.5kg級の熊倉選手がオープン参加で二人ともマスターズ。の日本新記録を狙いましたが惜しくも失格でした。新潟県の女子44kg級:船越(旧姓渡邊)選手は67.5kgを挙げ自己記録を更新。つまり北信越大会新記録です。世界ベンチに出場した同県の元アイドル?おねぇ様方々はというとまず女子48kg級の岩城選手は100kg挙げました。新婚の女子60kg級の西野選手は87.5kg挙げました。共に北信越大会の新記録ではあります。が、きつい事書きますが記録的には世界大会とさほど変わりませんでした。男子52kg級の優勝は富山の安吉選手、記録は102.5kg。男子56kg級の優勝は新潟の滝沢選手、記録は102.5kg。男子60kg級の優勝は富山の芦崎選手、記録は162.5kg。軽量ながら記録は凄いと思いますが過去にそれ以上に凄い人達がいたためこのような結果となりました。新潟県の男子67.5kg級:渡部選手(ジュニアの日本記録保持者)は一般となり初大会、記録は185kgを挙げ優勝。北信越大会新記録です。男子75kg級:盛岡選手(石川県)は185kgを挙げ優勝。北信越大会新記録。昨年11月に行われたマスターズベンチに参加したものの失格その雪辱を果たしました。同級:渡辺選手(新潟県)はノーギアで150kgを挙げ3位でした。男子82.5kg級:鶴橋選手(新潟県)は優勝が期待されたものの失格。第1、第2試技共、最初か片方の尻があがっていたためなかなかスタートがかからず尻がついた時点で疲れたのでしょう。最後はスタートかかるも挙げた時点で尻があがり失格。力はあるのに。同級:野村選手(石川県)は122.5kg挙げ4位。彼は新潟出身で今は仕事の関係で石川県にいます。故郷に錦を飾れたでしょうか??このクラス優勝したのは富山の松本選手。記録は170kgでした。男子90kg級優勝したのは杉山選手(新潟県)記録は180kg。おそらく自己新記録でしょう。彼は昨年の新潟県ベンチにエントリーしたが直前のトレーニング中に腰を痛め棄権その雪辱を今回果たしました。 男子100kg級優勝は荒谷選手(福井県)記録は200kg。今大会のトリをつとめました。男子110kg級優勝は水野選手(富山県)記録は192.5kg。二位には西野選手(新潟県)記録は115kg。おやっと思った人いませんか?新潟県の事務局を勤め、今大会女子60kg級に出場した西野さんの旦那さんです。彼はこのような大会に初出場、奥様の影響大ですね。新保選手(新潟県)、彼は全日本ベンチに3回も出場しているベテランなのに今回は失格。最後のひとさしなのに途中で止まった。この雪辱を6月栃木で行われる全日本ベンチにぶつけると誓いました。


団体優勝 新潟県選手団

 今大会の色んな面での感想。コスチュームチェツクをした時ウェートトレーニング用ベルトを何人か持ってきて私が使えないと言ったら他の大会もちろんJPA公認大会で大丈夫と言ったと言われたのには驚きでした。それから陪審員と審判をしましたが陪審員をしてるときあきらかにおかしい判定がありました。それから主審の目ではつぶれたと思い補助をかけたが選手は挙がると言いグループの最後にやらせたら挙がりました。選手も審判を惑わすような試技をしないでもらいたいと思いました。こうゆう試技をやるのは経験が浅い選手に見うけられるようです。あとサイド補助者が持たなくていいのに持ったりして選手に迷惑をかけた面もありました。それに自分が審判をして選手の立場もわかるので微妙なところを○にしたりした時もありました。今後は厳しい判定を心がけます。ほんと判定はむずかしいです。今大会は事前の打ち合わせしたのにかかわらず色んな事が起き反省すべき点が多かったです。今後打ち合わせもきちんとやり立派な大会を開けるよう関係者は心がけましょう。以上レポートを終わります。
相 馬 満 信
新潟県パワーリィフティング協会副理事長